【体験】2025年に東京で「デフリンピック」開催へ 日本代表候補3選手による陸上教室で子どもたちが「デフ陸上」に挑戦 福岡
FBS福岡放送
2025年に東京で聴覚障害者のスポーツの祭典「デフリンピック」が開かれるのを前に、子どもたちが「デフ陸上」に挑戦しました。 4日午後、福岡市中央区で開かれた陸上教室には、デフリンピック日本代表候補で、聴覚障害のある3人の陸上選手が講師として招かれました。
2025年11月に東京で開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」を多くの人に知ってもらおうと、難聴の理解・促進に取り組む福岡市の団体が企画しました。
陸上教室には子どもたちやその保護者が参加し、スタートを音で知らせる代わりにデフ陸上で使用するスタートランプで走り出すなど、難聴の世界を体験しました。 ■参加した子ども 「いつもじゃできない体験ができて楽しかった。」 「ランプの明かりをちゃんと見てやるのが難しかった。」
■200・400メートル走 デフリンピック日本代表候補 足立祥史選手(27) 「聞こえる人、聞こえない人、関係なく、みんなで一緒に楽しめるイベントになれたかなと思います。」 主催者は「多くの人にデフリンピックを知ってもらい、来年の東京大会を盛り上げたい」と話しています。