個性派アワードを受賞した新作時計とは?
2024年はどんな時計が人気になるでしょう? それを推し量る意味でもまずは昨年をおさらい。2023年はモテる時計が大豊作な1年で、そのキャラクターも実にバラエティに富んでいました。艶っぽいモデルからスポーツモデルまで一挙に振り返ってみましょう。 モテるゼンマイ・オブ・ザ・イヤー
2023年はアワードも個性派揃いです
さまざまな方向からモテる時計を追求してきたLEONにとって昨年は大・大・大豊作。実に多彩な個性派時計たちが発売されました。そこで、いろいろなモテる時計アワードをご紹介しましょう。
艶カーボンが不良(ワル)いで賞
◆ ブルガリ/機能系タフ素材がこんなに艶っぽく
厚みが6.9mmという極薄モデルをベースに、軽くて頑強なカーボン素材の質感をデザインに取り入れ、マーブルのパターンと特徴的な風合いを実現。さらに針やインデックス、リュウズはゴールドにして艶っぽいムードを演出しますよ。
モードでアートな腕元で賞
◆ シャネル/アートな時計を超絶技法で表現
時計の一部をピクセル化し、仮想と現実の間を揺らめく時間を表現した美しい時計。ダイヤモンドのセッティングも細部まで完璧で、まさに芸術的な一本に。
エレガントな永久カレンダーで賞
◆ ピアジェ/薄型ムーブメントでも美バランス
厚さが8.65mmという薄型ケースながら、永久カレンダーの表示は完璧なるシンメトリー配置になっているエレガントなラグスポ時計。グリーンの発色も美しく、ジュエラーの矜持を見せつけました。
彼女とつながる赤い針で賞
◆ チューダー/赤いGMT針は赤い糸なのです
遠くに離れていても、心はつながっている……。そんなロマンティックな愛の絆として、赤いGMT針に注目。赤×青のコンビカラーべゼルが人気の配色ですので、旅のお供としても活躍してくれますよ。
超高精度でレースも計測できるで賞
◆ オメガ/オメガの進化はいつだって刺激的
スピレート™システムという独自機構を開発し、機械式ムーブメントの限界を超えた、日差0~2秒という超高精度を実現しました。クロノグラフの王者は、進化し続けています。
ボタンがない!?クロノで賞
◆ モンブラン/常識を超えたシンプルクロノ
速度を計測するタキメーターと距離を計測するテレメーターという、ふたつの目盛りをもつ本格派クロノグラフながら、プッシュボタンがない。実は、べゼルを回転させて操作する凄い時計なのです。 2024年1月号より ※掲載商品はすべて税込み価格です
文/篠田哲生 編集/鈴木賢二、津坂泰輔、加藤寛太(すべてLEON)