ベッツに対する“愚行”にド軍ナイン激昂 暴挙のヤ軍ファンを「一生出禁にすべき」
ヤンキースファンが起こした“暴挙”にドジャースナインが激怒
【MLB】ドジャース 7ー6 ヤンキース(日本時間31日・ニューヨーク) ワールドシリーズを制覇し、世界一に輝いたドジャースだがヤンキースファンの“愚行”にナインたちが怒りを隠しきれないでいる。29日(日本時間30日)にヤンキースタジアムで行われたワールドシリーズ第4戦で、ヤンキースファンが起こした“暴挙”に、SNSにも批判の声が殺到した。 【実際の様子】米メディアが公開したヤンキースファンの“蛮行” ベッツの腕を鷲掴み…退場するもまさかの笑顔 事件が起こったのは初回だった。2点を追うヤンキースの初回攻撃で、先頭のグレイバー・トーレス内野手が右翼ポール際のファウルゾーンへ飛球を打ち上げた。ドジャースの右翼手、ムーキー・ベッツ内野手がジャンプして好捕したものの、最前列にいたファン2人がベッツのグラブと右腕をつかみ、グラブからボールを奪おうとしたのだった。 結果的にボールはグラウンドに落ちたが記録は右邪飛に。“邪魔”されたベッツは怒り心頭の様子だった。ヤンキースのユニホームを着た2人のファンは警備員に促され、即退場処分になった。 米紙「ニューヨーク・ポスト」によれば「ドジャースのスターたちは、ヤンキースファンによる暴行まがいの妨害行為に激怒している」と報じられている。ジョン・ヘイマン記者とマイク・ピューマ記者によれば「厳重な処分を下すべきだ。あの2人が2度と球場に現れるべきではない」とドジャースナインは怒っていると言及している。 さらに、マックス・マンシー内野手は「彼らは、即刻、一生出禁にすべきだ。2度とどの球場にも入場を許されるべきではない」と同紙に語っている。ギャビン・ラックス内野手も「まったく馬鹿げたことだ。一生出禁とか、何らかの懲戒処分が必要だ」と心境を明かしているという。 また、テオスカー・ヘルナンデス外野手は状況の重大さに気づいたという。「こんなことは見たことがなかったよ。写真やビデオなどを見た今、こんなことが起こるなんて少しクレイジーだと思う」と反省を促した。
Full-Count編集部