ドナルド・トランプ氏（ロイター）

　政治ジャーナリストの田崎史郎氏が8日、TBS系「ひるおび」（月～金曜午前10時25分）に出演。米大統領選で勝利宣言を出したドナルド・トランプ前大統領との首脳会談の可能性について、「ストレートなやり方がうまくいくかどうかわからないけど、期待しています。総理大臣を変えるわけにはいかないから」と発言した。 【写真】トランプ氏イケメン長男が勝利宣言の父を見守る 　トランプ氏が最初に大統領に当選したとき、故安倍晋三元首相が電話をかけて祝意を述べ、会食の約束を取り付けて距離が縮まった。田崎氏はその安倍氏と石破首相を比較した。 　「安倍さんは、政治家は無駄な時間を一緒に過ごすことが大事とした。石破さんは人付き合いに時間をかけてこられるタイプじゃなかった。慶応高校のゴルフ部だが、国会議員になって1回もゴルフをしていない」と不安視した。 　隣に座った国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏は、「トランプさんは自分の集会でYMCAをかける。あの雰囲気大好き。それが青春の一番楽しい思い出。そんな雰囲気を出す方がいい。彼が好きな華やぎを提供する」と演出方法を伝えた。また、「お金が大好きで、未来の話より即金。日本にこんなもうけ話があると持ちかける。それがトランプさんへの最大級のエンタメになる。おだてたり、くすぐったりせず、ハッキリ論点整理をすること」と、トランプ攻略法を明らかにした。