約8割が「窓の結露」を経験 そのうち約7割が悩んだことがあると回答 結露対策に有効な「内窓」「断熱窓」を取り入れている人は少数
続いて「窓の結露の対策術」を聞くと、「窓の水気をふき取る」が33%、「こまめに換気する」が26%といった手軽なアクションが上位にあがった。窓の断熱性を高め結露を生じにくくする「内窓をつける」「断熱性の高い窓に交換する」といった、窓自体に工夫をしている人は少数にとどまる結果に。
■補助金を使って窓リフォームをしてみたいと考える人は約半数!窓リフォームをしたいと思うメリット1位は「光熱費が削減できる」
自宅の窓はリフォーム可能だと知っているか聞くと、「知らない」「聞いたことはあるがよく知らない」という回答が63%を占め、そもそも自宅の窓がリフォームできることを知らない人が多数いることがわかった。
また、全回答者に対して、窓リフォームをしたいと思うメリットを聞くと、「光熱費が削減できる」が49%、「結露防止になる」が42%、「住宅の断熱性が向上する」が40%となり、家計の負担軽減や快適性の向上が窓リフォームの決め手になっていることが伺える。
続いて、窓リフォームを実施したことが無いと回答した人に、窓リフォームを実施していない理由を聞いたところ、「費用がかかりそう」という回答が65%で最多だった。一方で、補助金がもらえる制度が来年度もあればリフォームしてみたいか聞いたところ、「使ってみたい」「どちらかというと使ってみたい」と、前向きな人が約半数に。
窓リフォームは費用面がネックとなっており、それをカバーする補助制度があれば前向きに検討できる人も多くいることが伺える結果になった。
【調査概要】 調査名:窓と結露に関する意識調査 調査方法:インターネット調査 調査対象:全国各地の20歳~69歳の男女計500人 ※北海道/東北/北陸/関東甲信/東海/近畿/中国・四国/九州・沖縄の8エリア別に割付 調査期間:2023年9月15日~9月20日
<参考>YKK AP『「窓と結露に関する意識調査」を実施 約80%の人が「窓の結露」を経験し、経験者の約70%が悩んだことがあると回答/結露がもたらす健康被害について具体的に知らない人は全回答者の約90%に』
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