「劇団俳優座」創立80周年式典 岩崎加根子代表が谷川俊太郎さんの「生きる」聞かせる 「100年先も」と有馬理恵社長
式典は来年4月で閉館となる劇場を使い、劇団員(準座員含む)計80人が一堂に登壇する形で進行。俳優座養成所1期生の女優・中村たつが「もはや できあいの思想には倚(よ)りかかりたくない」で始まる茨木のり子さんの詩「倚りかからず」を朗読して始まった。劇団の創立や歴史などを改めて振り返った上で、同劇団の有馬理恵社長は「私たちは100年、200年、1000年先も、ますます演劇を頑張ってまいりたい」などとあいさつした。 最後は、同劇団の岩崎加根子代表が谷川俊太郎さんの「生きる」を表現力豊かに聞かせて締めくくった。劇団俳優座は千田是也さんらの創立メンバーを中心に1944年創立。東野英治郎さん、東山千栄子さん、加藤剛さん、仲代達矢、栗原小巻ら数多くの名優を輩出している。
報知新聞社