自民党総裁選、9人が立候補を表明 上川外相は推薦人20人を確保 野田元総務相は断念
日テレNEWS NNN
自民党総裁選挙をめぐり、上川外相が立候補を表明した一方、野田聖子元総務相は立候補を断念したことがわかりました。斎藤経済産業相も立候補は極めて困難な状況で、総裁選は9人で争われる公算が大きくなっています。 上川外相「20名、推薦人が集まり、そして12日に今回の総裁選に立候補することができます!」 上川外相は10日、立候補に必要な推薦人20人の確保にメドがついたことを明らかにしました。陣営関係者によりますと、盛山文部科学相、小泉法相、松本総務相の現役閣僚に加え、麻生派の議員が中心だということです。 上川外相は11日に会見を開いて、立候補を正式に表明し、自身の掲げる政策を発表することにしています。 立候補を表明したのは上川外相で9人目です。 一方、立候補に意欲を示していた野田聖子元総務相は推薦人20人の確保ができず、立候補を断念したことがわかりました。同じく意欲を示していた斎藤経済産業相も推薦人の確保が極めて困難な状況で、立候補できない見通しが強まっています。総裁選は、ここまで立候補を表明した9人で争われる公算が大きくなっています。 これまでの総裁選で最も多い候補者は5人でしたが、それを大幅に超え、結党以来、最多となりそうです。