【BCクラシック】デルマソトガケが猛時計!瀬川助手「アグレッシブな競馬を」/追い切り速報
<BCクラシック:追い切り> 【デルマー(米国)29日=松田直樹】昨年のBCクラシック2着馬デルマソトガケ(牡4、音無)も体調を上げてきた。この日の最終追い切りはデルマー競馬のダートコースで目いっぱい負荷をかけた。四肢を思い切り伸ばし、ゴール後も追われる念の入れよう。終始インのコース取りで時計が出やすかったにせよ、5ハロン59秒4のハードトレを終えた。 瀬川助手は「(輸送後の)馬体の回復が早くて、想定していたより強い追い切りができた。きっちりと1角まで、しっかり駆け抜けました。(デルマーの)環境にも想像よりはるかに速いペースで対応してくれました。前走はファイトできなかったので、今回はブリンカーを着けます。アグレッシブな競馬をしてもらいたいですね」と急上昇をアピールした。 昨年は前哨戦を使うプランが崩れ、ぶっつけでの参戦。3番手から勝ち馬ホワイトアバリオに迫り、日本馬史上最高着順の2着を確保した。今年は日テレ盃こそ5着に敗れたが、たたいた上積みが期待できる臨戦過程だ。同助手は「気持ちで勝負する馬。いつも120%の競馬をしてくれる。小細工なしで命を燃やそうと思う」と、レースまでこん身の仕上げを施すことを誓った。