橋下氏 国民・玉木代表がTV宣言と違う発言→国民以外で企業団体献金禁止法案を「反対すれば国民民主は自民と同じに見られる」
橋下徹弁護士が5日、Xに投稿。国民民主・玉木雄一郎代表が3日に橋下氏と共演したテレビ番組での発言が変わり、5日の会見で、企業団体献金を禁止する法案に賛成する条件を「与野党一致」と、反対の立場をとっている自民の賛成も条件に加えたことに反応した。 3日のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」で、橋下氏が玉木代表に「企業団体献金は国民民主党は受け続けるんですか?」と質問。「野党一致団結して企業団体献金禁止法案を出せば、政治の風景が変わると思うが、国民民主ははっきりしてないですね」と指摘した。 これに玉木氏が「一致してやるんだったら我々賛成です」と答え、橋下氏が「あっ、そうなんですか!」と返した。 再度橋下氏が「野党一致団結して法案出すんだったら、企業団体献金禁止法案、賛成なんですね?」と確認すると、玉木氏は「いま成立したら、自民党もね、これ通りますから。その意味では、全ての党がやるんだったら賛成です」と回答。 番組での会話の流れは、野党一致で法案提出すれば、過半数割れした与党が反対しても、賛成多数で可決されるとしての「野党一致」と受け取れた。 5日の会見では「与野党一致すべきとの考えなのか、野党一致すればそれに乗るという考えなのか」と質問され、「基本的には与野党」と述べた。 橋下氏はX投稿で、「国民民主以外の野党が企業団体献金禁止法案をまとめて国民民主にぶつければいい」と指摘。「反対すれば国民民主は自民と同じに見られる」と記した。