YOASOBIも出演! アメリカ最大級の音楽フェス「コーチェラ2024」徹底ガイド
コーチェラのサクセスストーリーにも注目
津田はヘッドライナー以外での注目アーティストについて語る。 津田:今年のフジロックにも出るアーティストもいて、エリカ・デ・カシエールとかThe Last Dinner Partyとかは観たいなって。日本でも配信されるので、コーチェラで予習してフジロックに備えてもらいたいなと思います。ライブだとリル・ウージー・ヴァートも観たいし、『Water』って曲で一気にスターになったタイラとかも観たいんですけど。 あっこゴリラ:その中から注目の1組選ぶと? 津田:やっぱりアイス・スパイスに注目しています。今年は本当にバランスよくラインナップされてるんですけど、コーチェラっていうのは「今、このタイミングで、この場所で観たい」というアーティストを観る場所でもあるんですね。そういう意味で、アイス・スパイスは今年グラミー賞にもノミネートされたり、去年とにかくSNSとかラジオでいちばん聴いたんじゃないかって。自分で聴いたよりも、「オンエアで聴いた」ようなことが、いちばん多かったのがアイス・スパイスだと思っていて。 あっこゴリラ:すごいですよね。 津田:コーチェラってサクセスストーリーみたいなのもあるんですよ。ビリー・アイリッシュが2番目のステージで超パンパンになりすぎてからヘッドライナーに行ったりとか、今年のドージャ・キャットみたいに過去に出てヘッドライナーまで上り詰めるみたいな。アイス・スパイスもあるんじゃないかなって。次のコーチェラのストーリーを見せてくれるんじゃないかなって思っています。 番組ではアイス・スパイスがPinkPantheressとコラボした楽曲『Boy's a liar Pt. 2』をオンエアした。
YOASOBIが満を持してコーチェラへ
そんなコーチェラには日本からYOASOBIや新しい学校のリーダーズ、初音ミクも参加が決定している。 あっこゴリラ:もう紅白歌合戦じゃん。 津田:まさに紅白toコーチェラなわけですよ。 あっこゴリラ:(笑)。 津田:あんまりこういうことってなかったんですけど、この辺の日本の音楽業界の垣根もフェスとテレビといろんな垣根がなくなって、海外フェスまでつながっているのが面白い現象ではあるなと思います。 あっこゴリラ:コーチェラって、今まで日本人は誰が出てたんですか? 津田:最近だとPerfumeとかきゃりーぱみゅぱみゅとかが出てたんですけど、ここ数年のコーチェラはアジアをフィーチャーしてるんですよね。ただ、去年は日本勢がいなかったですよね。だから今年はこうやって3組揃ったのはいいことだなと。初音ミクに関してはコロナ禍でラインナップされてたんですよ。2020年かな。ただコーチェラ自体がキャンセルになったのでそのリベンジみたいなかたちで出ます。 あっこゴリラ:待望の。 津田:特にYOASOBIに関しては、海外フェスを僕も実際に観に行きました。香港のフェス「Clockenflap」に、ヘッドライナーで出たんです。 あっこゴリラ:おお。 津田:日本人のアーティストがインターナショナルなフェスでヘッドライナーってなかなかなくて歴史的なことだったんですけど、それこそPULPとかと並んでヘッドライナーっていうのがあって、満を持してコーチェラ出演って感じでした。なので出るだろうなっては思ってて。去年でもよかったんじゃないかなと思ってますけど、『アイドル』を引っさげてアジアではなく欧米にどう打って出るか、かなり楽しみだなと思います。 番組ではコーチェラに出演する新しい学校のリーダーズからコメントも到着した。コーチェラの初出演に関して「ヤバい」「大興奮」と盛り上がるメンバー。周囲からの反響も大きかったそうだ。コーチェラの印象についてSUZUKAは、過去に出演したビヨンセのステージが印象的だったと語り「ビヨンセが出てたときのドキュメンタリーをひたすら観てるから、最近はモチベーションを上げるために、もう一回観てコーチェラ行くんだな。ステージの大きさは違うけど、同じフェスティバルに出れることがうれしい」と語った。 また、過去にメンバーでコーチェラの配信を見ていて「私たちもコーチェラ行けるよ!」と語り合ったことがあったそうで「今年は出れる!」「約束って大事」とそれぞれ興奮した様子。 「コーチェラって舞台で私たちらしさを出すってなったら、レペゼン・ジャパンっていうのとレペゼン・私たちっていうのをどれだけ大きくクレイジーにやるかっていうのを考えている」と意気込みを語った。