「片づけられない家」のテーブルの上に散乱するもの12個。思い当たったらすぐ処分して
家族が集まるダイニングテーブルやその周辺は、ものが集まって散らかりやすい場所です。けれど、すっきりと片づいているおうちも。その違いはどこにあるのか、散らかりがちなものと対策法について、ライフオーガナイザーの尾花美奈子さんが教えてくれました。
「使えない」「食べられない」片づけられない家のテーブルに集まるもの
ものが集まりやすいテーブル。食事をするのもなにか作業をするのも難しい状態になっていませんか? 使用時には、ものをどうにか移動させてスペースをつくったり、ソファ前のローテーブルでごはんを食べたり。不便ですよね。 テーブルが本来の機能を果たせなくなったおうちには、共通のものが見られます。 <山積みになっているテーブルにあるもの> 1:薬、薬が入っていたあき袋、古い処方箋、サプリメント、マスク 2:文房具(ペン、子どもの鉛筆、クリップ、印鑑、電卓) 3:ヘアゴム、ヘアピン、クシ、爪切り、体温計 4:診察券、メンバーズカード、割引券 5:ティッシュ、小銭、ボタン 6:学校や習い事関係の手紙、子どものテストやプリント、DM 7:輪ゴム、ビニールタイ テーブルで使うものがそのまま残っていたり、外から持ち込んで放置されたものが多いです。これらが散らかっているなら、処分するか、適切な場所に収納して片づけましょう。
山積みになる原因は「使ってそのまま放置」という行動
テーブルやその周辺で使うものがテーブルに置かれている、郵便受けから持ってきた手紙などをテーブルに置いてしまうのは人の動きとして自然なことで、それはどの家庭でも同じです。たとえばこんなものも。 <使ってそのまま放置されがちなもの> 8:食後にまた飲む薬、毎日飲むサプリメント 9:書きものや制作で使った文房具 10:食べ終わったお菓子の袋をとめていたクリップ 11:ポケット、バッグ、財布から出したもの 12:郵便受けから取ってきた郵便物やチラシ ただ、片づいているお宅ではそれぞれを片づける指定席があり、山積みのお宅ではその指定席がありません。あったとしても、遠かったり面倒なしまい方など、片づける気が起きないような指定席だったりします。だからラクな方を好んで、そのまま放置してしまうんですね。 そして人は「ものがたくさんある場所に数個増えたところで同じ」と思って、さらにものを置いてしまう傾向があります。それでは散らかって当然です。