ダンス曲だけじゃない「ホワスピ」の新機軸 悔しさ乗り越え2年目へ
秋元康氏がプロデュースする女性アイドルグループ「WHITE SCORPION(ホワイトスコーピオン)」はデビュー1周年となる7日、6作目のデジタルシングル「I do love you!」をリリースする。これまでのクールなダンスナンバーから一転、ポップな恋愛ソングに。HANNA(ハンナ、15)、ALLY(アリー、24)、CHOCO(チョコ、17)の3人に思いや意気込みを聞いた。 【写真】WHITE SCORPIONの(左から)ALLY、HANNA、CHOCO=2024年11月26日、小松隆次郎撮影 ■「新しい一面を」 「普段とはちょっと違うWHITE SCORPIONを見せられると思います」。センターのHANNAは、そう言い切った。メンバーとともに初めて曲を聴いたときは、「あれ、いつもと違うぞ」と思ったという。 ALLYも「初めて聴いたときはびっくりで、今までの楽曲を聴いていたファンの方はどう思うんだろうと……。でも新しい一面を見せることができる、いい機会になると思いました」と語った。 「すごく好きな曲調だったので、お気に入りです」と笑顔を見せたのはCHOCO。「まっすぐに純粋な思いを伝えるような歌詞も好き。背伸びしたWHITE SCORPIONではなく、等身大の歌声や表現を出せる曲だと思います」と話した。 ■デビューから1年、喜びも悔しさも… WHITE SCORPIONはオーディションを経て、2023年10月に結成された15~24歳の11人組。これまでにデビュー曲「眼差しSniper」(23年12月)をはじめ計5曲のデジタルシングルとCDミニアルバム1枚をリリース。今年9月には初のワンマンライブを開催した。 デビューからの1年で喜びも悔しさも味わったという3人。それぞれ「自分の意見を言えるようになり、メンバーと家族のように仲良くなれた」(HANNA)、「優しいファンの方が多くて、支えられているなと実感した」(ALLY)、「私たちもファンの方も一から成長し、一緒に作り上げてきた」(CHOCO)と振り返った。 「I do love you!」のリリース当日は、1周年ライブ「WHITE SCORPION 1st Anniversary LIVE~追撃。~」を竹芝ニューピアホール(東京都港区)で開催し、ファンの前で新曲を初披露する予定だ。(小松隆次郎)
朝日新聞社