ニュースワード「日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)」
日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協) 被爆者でつくる唯一の全国組織で、1956年に結成された。「再び被爆者をつくるな」を合言葉に、核兵器廃絶と原爆被害への国家補償を柱として活動し、原爆医療法と原爆特別措置法(被爆者援護法に統一)を実現した。70年代後半からは国連などでも核廃絶を訴え、核兵器禁止条約成立の推進力になった。 構成する被爆者団体は都道府県ごとに結成されていたが、高齢化や財政難のため、11県の団体が解散するなどした。(時事)