ドコモグループの法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開するNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、セキュリティ運用支援のAI(人工知能)ソリューション「AI Advisor」を開発した、と11月18日発表した。NTTの「tsuzumi」などの大規模言語モデル(LLM)を活用する。2025年1月の提供開始を予定。企業のセキュリティ運用の効率化や高度化を可能にする。 NTT Comは、網羅的なセキュリティ対策を提供するCRX(サイバーレジリエンストランスフォーメーション)ソリューションを展開している。脅威を検知した時に自動で対処・復旧するサービスを使うことで、運用者へのセキュリティアラートが95％削減できる、としている。今回残り5％の高度な専門人材による対応が必要な場面のためにAI Advisorを開発した。

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AI Advisorは、AI Advisorアプリか自社で利用中の既存アプリを経由してセキュリティ運用に関する問い合わせが自然言語でできる。構成情報や契約書など企業独自の固有情報を基にtsuzumiやその他のLLMをチューニングし、NTTが蓄積してきたノウハウなども学習。企業のシステム構成を理解して高度な回答を生成してセキュリティ人材不足の課題を解決する。