<センバツ>啓新、主軸が適時打 安積から浦松の継投決まる
○啓新5-3桐蔭学園●(27日・甲子園) 啓新は一回の好機に穴水、竹原の連続長打で2点。六回に古川、九回は浜中の適時打で加点した。先発の安積は緩急をつけ、七回まで10安打されたが3失点で粘った。八回から救援の浦松も走者を許さず締めた。桐蔭学園は好機で中軸打者が封じられる場面が多かった。先発・伊礼も序盤はボールが多く、調子を上げるのが遅れた。 【啓新vs桐蔭学園、熱戦の模様を写真特集で】 啓新・植松照智監督 苦しい展開を予想したが、終始うちのペースで進められた。打線は、低めの変化球の見極めを徹底した結果が出たと思う。 桐蔭学園・片桐健一監督 伊礼は立ち上がりに際どい球を見極められ、ストライク勝負にいって痛打された。中盤以降立ち直っただけに悔やまれる。