通勤中、毎日暑すぎて「熱中症」になりそうです。万が一のときは「労災」の対象になるのでしょうか…?
熱中症にならないために
熱中症になると体調が悪くなるだけでなく、症状によっては命にかかわることもあります。そのため通勤時にかかわらず、しっかりと熱中症対策をおこなうことが大切です。熱中症にならないため次のような対策をするといいでしょう。 まずは強い日差しから身を守るための日傘や帽子を使用したり、首元を冷やす冷却グッズを利用したりすることをおすすめします。会社の規定が許す範囲で通気性のいい衣服を着用するのも効果的でしょう。またこまめな水分補給や適度な塩分補給をすることもとても大切です。 もしも通勤の途中で体調不良を感じた場合は無理に動かず、近くのコンビニや公共施設などのクールスポットで体を休めることも必要です。
熱中症には注意をし、安全に通勤を
通勤途中で熱中症を発症した場合、基本的に通勤災害として労災が認められると考えられます。ただし、業務に関係のない個人的な寄り道をして熱中症を発症すると「通勤経路」ではないため、労災は認められなくなるケースもあるので注意しましょう。 まだまだ暑い日が続きます。熱中症にならないために個人での対策もしっかりして、暑い季節を乗り切りましょう。 出典 e-Gov法令検索 労働災害補償保険法 厚生労働省 通勤災害について 厚生労働省 熱中症を防ぐために知っておきたいこと 執筆者:渡辺あい ファイナンシャルプランナー2級
ファイナンシャルフィールド編集部