岡本 隼が今季2勝目、LRTとの並走からスタートした宇都宮清原クリテリウム
50km/hを超えるスプリントを制したのは岡本 隼(愛三工業レーシングチーム)
残り2周回に入るあたりで集団スプリントを狙うチームが主導権を取ろうとトレインを組み、最終周回に入るタイミングでは道幅いっぱいを使って各チームがエーススプリンターをより良い位置へ導いていく。最後の1周回はラップタイムが3分30秒前半と、平均時速で50km/hを超える速度となっていた。 残り200m手前にある最終コーナーに先頭が姿を現すと、愛三工業レーシングチームの草場吾啓を先頭にスプリントを開始。 レース後に「チームとして今日は集団スプリントに絞っていました」と語った愛三工業レーシングチームのエーススプリンターである岡本 隼が草場のアシストから発射されて右のラインから、昨日のロードレースで2位に入っている石原悠希(シマノレーシング)が左のラインからスプリントし、フィニッシュライン手前で少し抜け出した岡本がフィニッシュライン上で勝利を確信し、ガッツポーズを見せる。 チームのメインスポンサーである愛三工業のロゴを指さしてアピールした岡本 隼が、2月に開催されたJプロツアー開幕戦である鹿屋・肝付ロードレース以来1カ月ぶりとなる、今シーズン2勝目を手にした。
リザルト
1位:岡本 隼(愛三工業レーシングチーム) 1時間24分59秒 2位:石原悠希(シマノレーシング) +0秒 3位:孫崎大樹(キナンレーシングチーム) 同 4位:フォン・チュンカイ(宇都宮ブリッツェン) 同 5位:アレクサンダー・アグロティス(マトリックスパワータグ) 同 6位:寺田吉騎(シマノレーシング) 同 7位:小野寺 玲(ヴィクトワール広島) 同 8位:田村一暉(京都産業大学) 同 9位:岡本勝哉(チームブリヂストンサイクリング) 同 10位:山本哲央(チームブリヂストンサイクリング) 同。 <中間スプリント賞> 山本元喜(キナンレーシングチーム)。 <ベストアグレッシブライダー> 佐藤 駿(イナーメ信濃山形)。 <ベストアシストライダー> 草場吾啓(愛三工業レーシングチーム)。 <ベストホープフルライダー> 寺田吉騎(シマノレーシングチーム)。 <栃木県民賞> 石原悠希(シマノレーシング)。 <ベストチーム賞> チームブリヂストンサイクリング。 <ネクストリーダー/プロリーダー> 寺田吉騎(シマノレーシング)/ 石原悠希(シマノレーシング)。 編集◎バイシクルクラブ 文と写真◎三井 至
Bicycle Club編集部