【40代、50代必見】人気ヘアメイク広瀬あつこさんの「頰の丸み復活チーク」で若見えフェイスに!
■プロセス2 クリームチークを「母指球」でスタンプづけ
使用するのはリキッドタイプのチーク。これを、手のひらの親指のつけ根の母指球に、少量出し、両手の母指球をこすり合わせると、両手に「母指球スタンプ」が完成。
右手の母指球を左の頰に、左手の母指球を右の頰に、数回押しあてる。親指の脇が下まぶたに触れるくらい、高い位置に。このとき鼻の下をグーッと伸ばして、頰を縦にストレッチするのがコツ。手を離して顔を元に戻すと、より高い位置に丸みが出る。 「リキッドチークを直接、頰に塗布したり、指の先でつけると、つけすぎてしまったり、下の方まで広がってしまいがち。『母指球チーク』だとその失敗がなく、頰の丸みと高い位置を簡単につくり出せます。しかも、母指球のクッション性と体温で、にじみ出たような自然な血色感に仕上がりますよ」
●ここで使用したコスメ 「丸みを帯びたツヤ頰に仕上がるリキッドチーク。特に02799は、NARSのチークの定番『ORGASM』というカラー。若々しさと生き生き感が間違いなく備わります」 ヒアルロン酸やビーガンコラーゲンを配合し、カサつきやすい頰に潤いもプラス。
──広瀬さんから、40代、50代のOurAge世代に向けてのメッセージ。 「『キツネスマイル』のプロセスに、これってメイクじゃないのでは?と思った方も多いはず。でも、この連載で何度かお伝えしているように、40代、50代になったら『ちょっとだけズルいテク』を総動員して、理想の顔立ちに近づけることが『メイク』だと私は考えています。 常識にとらわれず、メイクコスメの力だけに頼ろうとせず、あれこれ工夫してみると、想像以上の若返り効果が! 人生100年時代といわれますから、まだまだ老けてなんていられない! メイクをアップデートして、若見えを一緒に楽しみましょう」 【教えてくれたのは】 広瀬あつこさん ヘア&メイクアップアーティスト。大物女優や人気モデル、著名美容家から指名が殺到するほどの人気。さまざまな女性向けメディアの美容企画で、誰でも簡単に真似できて美人になれるメイクテクニックを紹介していて好評。著書に『スマイルメイク』(世界文化社) 撮影/藤澤由加(人物) ヘア&メイク・モデル/広瀬あつこ 取材・文/小田ユイコ