BiS『NEVER MiND』インタビュー 成長の真価はこの一作に、新体制になって手にした主体性
「絶対会いたい」と思ってもらいたい
──レコーディングの休憩でプロデューサーさんとかとご飯を食べたりもしたと思うんですけど、レコーディングにまつわる勝負飯ってあったりしますか? トギー:できるだけ喉に良いものしか買ってなくて……(笑)。 ヒューガー:ツナじゃない? トギー:ツナおにぎり、 ツナおにぎり、 ツナおにぎり、 ツナ缶みたいな。 ヒューガー:ツナの油がいいってトギーに教えてもらって。 トギー:シオンはお菓子? シオン:単純に時間が長いので、死んじゃわないためにいっぱい……。 ヒューガー:あとは飴とかね。マヌカハニーとか。 トギー:マヌカハニーをお湯に溶かしたり、丸飲みしたり。漢方とかも飲んでます。でも禁止系が多いですね。チョコとか辛いもの食べないとか。 ──ライブ後のご褒美飯は? トギー:ラーメン! うちはね。 ヒューガー:私はパスタめっちゃ我慢してて。パスタ食べたら顔がむくんじゃうんですよね。だからライブ終わったらいつも1人でサイゼ行ってます(笑)。 ナノ3:大事な予定があった後とか「今日パスタ食べなきゃ!」みたいな(笑)めっちゃ聞く気がする。 ──ナノさんはどうですか? ヒューガー:この人、食に興味がなさすぎる(笑)。 ナノ3:本当にないんですよね……(笑)ご褒美としてはお風呂めっちゃ入ります。1時間くらい入ります。私髪の毛赤いから、浴槽の後ろを真っ赤にしてしまったんですよ。そしたら親がお風呂用の枕みたいなの買ってくれて、寝る道へ進んでしまって(笑)。だから最近はお風呂にはまってますね。 クレナイ:私はスタバですね。スタバが好きなので、ライブ前は我慢して、ライブ後に飲むっていう。 トギー:ライブ後の甘いもの最高だよね。ライブ後にタピオカを差し入れしてもらったことがあって、最高だったの。スタバはご褒美として正解だと思う。 イコ:私はうちのご飯です。カレーですね。 ──好きな具ありますか? イコ:じゃがいもです。大きいじゃがいもが入ってて、でもたまに失敗したら溶けちゃう。 ヒューガー:かわいい。メンバー内でいつも羨ましくて嘆いてますね(笑)。 ──シオンさんは特別なお菓子とかあります? シオン:いつもは何も我慢してないので、ずっと食べっぱなしです。常に好きなだけ(笑)。 イコ:最近サラダとヨーグルトで生活してるよね。 シオン:はまってそればっかり食べてます。 トギー:それまでコンビニ行ったことなかったよね?(笑) シオン:行ったことはあります! ヒューガー:コンビニのご飯ありえないって感じだったよね。 ナノ3:でも最近はよく食べてるよね。シオンは同じものばっかり食べて、すぐ違うものにはまって……みたいな。 シオン:今日もサラダ食べてました。ずっとサラダのままがいいですね(笑) ──では、このアルバムを引っ提げて行うツアーや2024年の意気込みをお願いします。 トギー:まずはワンマンライブ自体が久しぶりで、長い間BiSを見に来てくれたお客さんに会えるのはすごく楽しみです。そのお客さんにいかにBiSの虜になってもらうかを真剣に考えてツアーして、アルバムがめっちゃ色々な人に聴いてもらって、最高の1年にしたいなって思ってます。 ヒューガー:まず2月にやるツアーに、このアルバムがきっかけでワンマン来てみたって人がいたらめちゃくちゃ嬉しいなって。今回のプロデューサーさんのファンの方とも出会えたら嬉しいなって思いますし、もっともっとお互いに愛を深め合えるようなツアーにして、強固な絆でそれを広げていけるような1年にしたいなって思ってます。関東中心のツアーになっちゃうんですけど、BiSにちょっと興味あるくらいの人が来てくれたとしても、最後にはめっちゃ好きってなってるぐらい、みんなのことを魅了したいなって思ってます。 ナノ3:ツアーは関東中心なので、もしかしたら地方の人は来づらかったりするかと思うんですけど、「今のBiSを見ておきたい」「関東行ってもいいかな」って思ってもらえたら嬉しいし、今後地方行くことがあったときに会えない時間があった分、「絶対会いたい」「見に行きたい」って思ってもらいたいので、それに向けて私たちはこの関東10公演で変わっていかなきゃいけないなと思っています。成長できるツアーにしたいですね。 クレナイ:アルバムは全然違う楽曲が集まってるので、それからBiSの曲をもっと知りたいって思ってくれる人をこのツアーで増やしていきたいなって思います。 イコ:6人でのオリジナルの曲のアルバムを発売させていただいた後のツアーで、元々あった曲じゃなくて、6人オリジナルで歌える曲がこんなに増えたので、より成長したBiSを見せることのできるツアーにしたいなと思います。 シオン:悔いのないように全力で頑張りたいと思います。 トギー:今回のアルバムはプロデュースしてくださった方々も、音楽性もバラバラなので、今までのBiSの曲を好きだった人以外にも刺さるような楽曲があるので、幅広い方に届くということを確信しています。だからどうやって届けるかを考えて頑張っていきたいなっていう感じですね。