白い服の女性を乗せたハズなのに……タクシーのホラー都市伝説が本当に体感できる! 期間限定「都市伝説タクシー」が凄い!!
タクシーの都市伝説を最新技術で再現する恐怖のツアー
「タクシー」といえば「都市伝説」がつきもの。真偽の程は定かでないが、「深夜に真っ白な服を着た貞子風の女性客を乗せたら、市内の“斎場”を行き先として指定された。そして目的地である深夜の斎場に着くと、後席には誰も乗っていなかった……」的なタクシードライバー氏の談話は、ほぼすべての日本人が耳にしたことがあるのではないだろうか。 【写真】名前がなんか凄そう! スーパーサインってなんだ? だからこそ──というわけでもないのかもしれないが、10月21日から11月17日(日)までの期間限定で「都市伝説タクシー」と題されたホラーツアーが開催されている。 これはタクシー配車アプリでおなじみの「S.RIDE」とソニー・ミュージックソリューションズが仕かけたもの。内容は、まずは東京駅からタクシーに乗車する。といってもそのタクシーは普通のタクシーではなく、車内が赤い照明で演出された特別車両。さらに車内後部には、特殊なメガネをかけずに立体映像が見られる空間再現ディスプレイ「ELF-SR2」が2台と、3つのスピーカーを後部座席に置くだけで車内を立体音響空間にできるポータブルシアターシステム「HT-AX7」も設置されている。そして後部座席に設置された27型の空間再現ディスプレイによる立体映像が視界いっぱいに広がり、さらには立体音響にも包まれることで、参加者は、まずは車内にていきなり強烈なホラー体験に没入することになる(かなりヤバいものが画面から飛び出てくるらしい……)。 そうこうするうちに参加者は「いわくつきの公園」と「幸せになれる橋」の2箇所で降車させられ、貸し出される専用スマートフォンとイヤホンを装着する。そしてサウンドARサービスのLocaton(ロケトーン)を活用した「位置に連動した音声コンテンツ」に従って街を探索しながら、とあるミッションに挑戦することになる……わけだが、これはLocatoneのモーション機能を活用しているため、イヤホンからは、一般的なお化け屋敷などでありがちな「画一的な音声」が聴こえてくるわけではない。体験者の自由な歩行に合わせて、音が出たり止まったりするのだ。そのためいきなり降車させられた見知らぬ街が、何やら本気で「そこに何かがいる恐怖の街」に感じられてくる――という仕掛けだ。 で、2箇所でのミッションを終えた参加者は再び恐怖の(?)アルファードタクシーに乗車し、出発地である東京駅に戻ってくる──というのが「都市伝説タクシー」の概要である。 「都市伝説タクシー」の体験時間は約60分で、乗車人数は2名まで。料金は昼間帯(午前3:30~17:30まで)が1万9250円/人で、夜間帯(17:30~午前2:30まで)が4950円/人(※いずれも乗車人数によって料金は変動します)。 11月17日(日)までの期間限定開催ということで、申し込み可能な残り時間はわずかだ。しかし、立体映像と立体音響にサウンドARをかけ合わせた“最怖タクシーツアー”は、まさに21世紀の最新型お化け屋敷。とりわけ「タクシー系の怪談話」と「アルファード」には何かと親和性が高いクルマ好きとしては、ぜひ体験してみたいところでもある。 気になるホラー好きとクルマ好きは、いますぐ「都市伝説タクシー」で検索を!(ちなみにソニーストア 銀座に設置されている「都市伝説タクシー」の3Dコンテンツの一部を体験できるコーナーは、11月18日(月)まで開設されているとのこと。
伊達軍曹