「大阪での性被害がAVに」韓国女性DJ「心が沈んだ」無念のコメント…発売中止も映像拡散
【08月25日 KOREA WAVE】大阪で開催された音楽フェスで「体を触られた」と訴え、刑事事件の被害者となった韓国の有名DJ「DJ SODA(ソダ)」さんが、自身の性被害をモチーフにしたAVが日本で製作されたことに対してSNSでコメントした。SODAさんは「その出来事は大きな傷となったが、前向きに終わらせた」としながらも、AV製作については「心が沈んだ」と明かした。このAVは発売中止になっているが、映像は出回っているという。 SODAさんは昨年8月13日に大阪で開催された「MUSIC CIRCUS‘23」で、観客に胸を触られるなどの被害を受け、日韓両国で騒動になった。イベント主催者は男性2人と女性1人を告訴したが、SODAさんが謝罪を受け入れたため、告訴は取り下げられた。 その後、この事件をパロディー化したAVを、日本のある成人映画会社が製作し、今年3月5日に発売した。映像にはSODAさんに似た女優が登場し、性被害を受けるシーンが含まれている。出演した女優はSNS上に「とっても楽しい撮影だったので予約してほしいです」と書いた。 ところが「2023年夏に話題となった金髪DJ」という紹介文がSODAさんを想起させるなど、日本国内でも不適切だとの指摘が相次ぎ、2日後には発売中止となった。ただ、数日間のデジタル販売されたため、完全な回収は不可能な状況になっている。 SODAさんは今月14日、SNSに投稿し、「その出来事をモチーフに日本の成人映画会社がAVを製作したというニュースを聞いて心が沈んだ。私を演じた女優がその作品を撮影しながら『楽しかった』と書いた文章が頭から離れず、つらい」と心境を吐露した。そのうえで「女性として非常に恥ずかしいことで、静かにしておきたい気持ちだった。でも、すでに世界的にニュースとなり、今この瞬間も違法ダウンロードによって広がっている。この状況で私にできることはあるだろうか」と、無念さをにじませた。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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