乗用車で沼地に転落した高齢者を救助 宮城・亘理町の会社員に感謝状
khb東日本放送
7月に仙台市太白区で起きた乗用車が沼地に転落した事故で、高齢の運転者を救助した男性に警察が感謝状を贈りました。
感謝状が贈られたのは宮城県亘理町の会社員、武者日向汰さん(25)です。 武者さんは7月9日午後10時半ごろ、仙台市太白区坪沼の県道で沼地に転落する乗用車を目撃しました。 武者日向汰さん「70キロくらいのスピードで通って(沼地に)ズドンって入って」 運転していたのは70代男性で、ブレーキとアクセルを踏み間違えたということです。 武者さんは沼地に入り、足が不自由で車から脱出できずにいた男性を救出しました。 武者日向汰さん「助けないと、という気持ちしかなくて見捨てるということは考えなかったので助けないとという一心で」 武者さんは救急隊員が到着するまでの約15分間、男性を介抱しました。男性にけがは無かったということです。 武者日向汰「生きてて良かったという気持ちと、事故の時にけがが無くててとりあえず良かったという気持ちしかないですね」 警察は「事故を目撃したら可能な範囲で車に駆け寄り、状況を確認してすぐに通報してほしい」と呼び掛けています。
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