アイコンテーラーが来春から繁殖生活を送る畠山牧場に到着
2023年のJBCレディスクラシック(JpnⅠ)を優勝したアイコンテーラー(栗東・河内洋厩舎、牝6)が、17日午前7時40分過ぎに来春から繁殖生活を送る北海道新ひだか町の畠山牧場(豊畑トレーニングセンター)に到着した。 アイコンテーラーは父ドゥラメンテ、母ボイルトウショウ、叔父にアルゼンチン共和国杯を優勝したトウショウナイトがいる血統。20年11月に栗東の河内洋厩舎からデビューし、5歳時春までは芝の中距離を使われ4勝、重賞戦線でも中日新聞杯3着や愛知杯2着と健闘していたが、その後ダートに転向し、初戦のBSN賞(リステッド)を快勝すると、次走のシリウスSでも2着に好走。続くJBCレディスクラシックでは1番人気に応え、GⅠ級制覇を果たした。 6歳となった今シーズンも川崎記念3着、レディスプレリュード2着と好走していたが、連覇を目指したJBCレディスクラシック7着を最後に現役を引退、生まれ故郷で繁殖入りすることになった。 到着を見守った畠山牧場代表の畠山史人氏は「サウジダービーを勝ち、ユニコーンSで予後不良になったピンクカメハメハとは同期。大きなタイトルを手にして無事に牧場に戻って来られたことに感謝しています。配合相手は未定ですが、芝でもダートでも活躍したので楽しみ。中西浩一オーナーとは『次は子供で中央競馬の重賞を勝ちたいね』と話しています」と語った。