紅白 西田敏行さん追悼企画発表 名曲「もしもピアノが弾けたなら」を竹下景子、武田鉄矢らが歌い継ぐ
NHKは21日、大みそかの「第75回紅白歌合戦」(後7・20)で、10月17日に虚血性心疾患のため76歳で死去した西田敏行さんを追悼する特別企画を放送することを発表した。 西田さんは歌手としても活躍。紅白に歌手として4度出演。さらに、白組応援リーダー、審査員、白組司会と“4冠”を達成しているのは西田さんだけという功績がある。 そんな西田さんをしのび、「あなたへの歌」をテーマとした今回の紅白では、貴重な映像とともに、西田さんとゆかりの深い俳優、女優らが名曲「もしもピアノが弾けたなら」を歌い継ぐ。 NHKホールのステージに、駆け出しの頃から「五人会」の仲間として親交を深めてきた松崎しげる、田中健、そして、50年来の盟友・武田鉄矢、さらにNHKのラジオ番組で長年共演した竹下景子が集結し、西田さんに心をこめて歌を捧げるという。 西田さんは自身の俳優人生で初主演となった1980年の日本テレビ「池中玄太80キロ」の81年放送のパート2のテーマ曲として歌った「もしもピアノが弾けたなら」が大ヒット。同年に初出場。翌82年に「あゝ上野駅」、大河ドラマ「翔ぶが如く」で主演した1990年には歌手として「もしもピアノが弾けたなら」を披露、2011年には東日本大震災で被災した故郷・福島への思いを込めて「あの街に生まれて」を歌唱した。