「モビリティリゾートもてぎ」でトニー・ボウら3選手が苗木を植樹。持続可能なモーターサイクルスポーツ目指す
モビリティリゾートもてぎ(栃木県茂木町)は、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)主催の「FIM KiSS プログラム」 の一環として「RIDE GREENキャンペーン」を2024年5月16日に実施。場内に苗木を植樹し、持続可能なモーターサイクルスポーツを目指す行動の印を刻んだ。 【写真】ライディングテクニックの正確性、ライダーとマシンの信頼性を競うモータースポーツ「トライアル」 「FIM KiSS プログラム」は、持続可能なモーターサイクルスポーツを未来につなげていくことを目的とし、「社会・環境・経済」の3つの柱をテーマにした取り組みを実践するプログラム。本施設での競技運営において、動植物の生息環境への影響を最小化するルート選定、グリーン電力による運営(セクション・ピット・パドックなど)、女性ライダーに焦点をあてたジェンダーレス・スポーツの発信などを実施していく。 「RIDE GREENキャンペーン」は、5月18日~19日に開催した「2024 Hertz FIMトライアル世界選手権 第1戦 大成ロテック日本グランプリ」に先駆けて行われた。植樹活動には、トライアル世界選手権で17連覇を達成したホンダのトニー・ボウ選手をはじめ、TrialGP Womenクラスのエマ・ブリスト選手、TrialGP2クラスのビリー・グリーン選手、日本人唯一のトライアル世界選手権チャンピオンの藤波貴久さん、モビリティリゾートもてぎ総支配人の嘉門順也さんが参加。モビリティリゾートもてぎのセクション5・6付近に、日本の国蝶であるオオムラサキなどの蝶々には欠かせない樹木として知られる榎(えのき)5本を植樹した。 FIM環境大使でもある藤波貴久さんは、次のようにコメントを寄せた。 「トライアルという競技は自然と一緒に行うスポーツであり、日頃から常に環境に対して気を配っています。このような植樹イベントを通じて未来とつながる取り組みができることを本当に光栄に思います」