定時制や通信制の高校生が学校生活で感じたことを発表
沖縄テレビ
定時制や通信制の高校に通う生徒が、学校生活を通して感じたことや学んだことを発表する大会が8日開かれ、泊高校通信制に通う上原美春さんが最優秀賞に選ばれました。 今回で66回を数える大会には、本島や離島の定時制や通信制高校に通う生徒10人が出場しました。 この中で泊高校通信制に通う上原美春さんは、不登校や若くして子どもを産んだ人たちなど通信制で学ぶ選択をした人たちは色々な経験を積んでいると話し、そんな私たちだからこそ、他者の痛みに敏感でありあるがままを受け入れることができると訴え、最優秀賞に選ばれました。 泊高等学校通信制・上原美春さん: 「相手が葛藤した末に着地できる居場所を用意して待っていられることこそが、まさに真の寄り添いであり、ホスピタリティなのではないかと私は今考えています。誰よりも優しい本当の意味で他者を思いやれる皆との学校生活は、間違いなくここでしか得られることのなかった掛け替えのない宝物と言えるでしょう」 上原さんは11月に東京で行われる全国大会に派遣されます。
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