大谷翔平、“絶叫”3ラン「ここは揺れている」観客総立ちの180キロ弾 日本選手ポストシーズン初出場初本塁打は初の快挙
ドジャースの大谷翔平が現地時間10月5日(日本時間6日)、本拠地でのパドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・DH」で先発出場。2回にポストシーズン初本塁打を放った。 【動画】ポストシーズン初アーチ!大谷翔平が“絶叫”3ランを放つシーン 相手先発は右腕のディラン・シースで、レギュラーシーズンは33試合に先発して14勝11敗、防御率3.47の成績。初回の第1打席は左飛に倒れたが、0‐3で迎えた2回二死一・二塁の第2打席でポストシーズン第1号となる同点3ランを放った。 飛距離372フィート(約113.3メートル)、打球速度111.8マイル(約179.9キロ)、角度25度の一発を右翼席へ放り込むと、雄たけびを上げた。 日本選手がポストシーズンで本塁打を打つのは7人目で、2012年のイチロー(ヤンキース)以来12年ぶりとなった。ポストシーズン初出場初本塁打は初めての快挙だ。 スポーツ専門局「ESPN」のアルデン・ゴンサレス記者は自身のXで大谷の一発に対し「右翼へロケットのような飛球を放った。ツーアウトから3ランを打って同点となった」とし、打った瞬間、観客が総立ちでヒートアップし「ここは揺れている」と投稿した。 地区シリーズ初戦の先発を託されたのは山本由伸。初回は先頭のルイス・アラエスに安打で出塁を許すと、パスボールと暴投、四球で無死一・三塁とピンチを背負うと、ジュリクソン・プロファーの二ゴロの間に1点を奪われると、一死二塁でマニー・マチャドに2ランを浴びて0‐3とリードを許した。 いきなり3失点の立ち上がりとなったが、2回はアラエス154キロのストレートで見逃し三振に仕留めるなど、三者凡退に切って取った。しかし、3回にザンダー・ボガーツの適時打で再び2点の勝ち越しを許してしまい、3‐5となった。 レギュラーシーズンでは5勝8敗と負け越したパドレス相手。レギュラーシーズンでは54本塁打、130打点で2冠王に輝いた大谷。打率もリーグ2位の打率.310、59盗塁をマークした。 右足首捻挫でレギュラーシーズン最後の3試合を欠場したフレディ・フリーマンも「3番・一塁」でスタメンに復帰した。MVPトリオも戻り、強力打線で追撃したいところだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]