「芸能界を近代化させる」 スタートCEO就任の福田淳氏
旧ジャニーズ事務所のタレントのマネジメントなどを担う新会社「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」の最高経営責任者(CEO)に就任した福田淳氏(58)が9日、報道各社の取材に応じ、「日本の芸能界を近代化させる良いきっかけになるのではないかと考えた」と引き受けた理由を語った。 福田氏は、旧事務所創業者のジャニー喜多川氏の性加害問題に関し「喜多川氏が犯した罪は世界的に見ても許されない」と非難。一方、同事務所が築き上げてきたコンテンツが「いろんな批判の中で、なくなってしまうのが本当にいいのかなと。(エンタメ業界で培った)自分の専門性で救うことができるんだったら、一助になるかもしれないと思った」と話した。 旧事務所所属のタレントには契約の草案を提示し、順次、面会を進めていると明かした。その上で「グループは専属マネジメント契約で、個人はエージェント契約という形を選ぶのが多いのではないか」とし、「全体的な印象では契約してくれるタレントは多いと感じている」と述べた。