性格タイプ別! 年末年始にやってほしい、2024年の家計の結果確認の方法とは?
年の初めには、家計管理などについて、決意を新たに頑張ろうという気持ちになる人も多いでしょう。約1年前に、「来年は家計をしっかり管理してお金を増やすぞ」と決めて、2024年をスタートさせた人にとって、いよいよ結果発表の時期がやってきました。 この結果発表をどのように受け止めるかで、2025年の過ごし方は変わります。そこで今回は、この結果発表の方法と受け止め方をお話しします。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
結果発表の方法
結果発表には、2つの方法があります。ひとつは「面倒くさがり屋さん用」、もうひとつは「しっかりさん用」です。 ●面倒くさがり屋さん用 当たり前ですが、面倒くさがり屋さんにとって、家計の把握は面倒くさいことでしょう。それであっても、「お金を増やしたい」思いはあると思われます。そのような人は、次のような結果発表方法を試してみてください。 まずは、2023年の12月末時点での自分名義の通帳残高を書き出し、合計します。その後に、2024年の12月末時点での通帳の残高を書き出し、合計します。そして、2024年12月末の合計額と2023年12月末の合計額との差額が、増えたのか減ったのかを確認するだけです。 その差額が2023年の12月に考えていた増額予想と一致、または増えているのかを考えてみましょう。また、減っているのであれば、その理由を認識しているのかを確認します。理由のある減額は、その理由を書きとどめておきましょう。これで結果発表は終わりです。 ●しっかりさん用 しっかりさんは、日々の生活のなかで家計簿をつけたり、アプリで管理をしたりしている人が多いため、1年の家計は把握していることと思われます。 しかし、注意が必要なのは、このしっかりさんのなかにごく一部ではありますが、把握をしている気分になっている人がいることです。 具体的に説明すると、毎月5万円の積み立てをしているしっかりさんは、年間60万円が貯まっていると認識しています。そのため、毎年60万円が貯まり、10年後には600万円が貯まっていると考え、大きなお金の支出計画を立てたりもします。 ところが、実際に預貯金残高からお金の流れを見ると、年間60万円の増加になっていない、10年後も600万円は貯まっていない、ということがあるのです。これは、毎月積み立てをして家計簿をつけていたとしても、使途不明金など出費を把握しきれておらず、結果として積み立て分を削ってしまっていることなどによるものです。 この実情をしっかり把握し直す意味でも、しっかりさんも実際に年間でどの程度増額しているか、家計簿だけでなく預貯金残高を再確認しておきましょう。これで結果発表は終わりです。