ヤングケアラーの男性社員、初めての有休で東京へ 職場にお土産…思い出のエピソードに涙「彼の成長が感じられる瞬間」「ジワッときた」
「ヤングケアラーの男の子が就職してきていろいろあったけど正社員になれた頃。初めての有休で友人と東京行ったとのことでお土産にお菓子を職場に持って来た。」 【漫画】ヤングケアラーの現状、たとえば… 「ヤングケアラ―」と呼ばれる、病気や障害のある家族・親族の介護などを担う子どもや若者(18歳未満)たち。そんな、とあるヤングケアラーの男性が働く職場でのエピソードがXで話題になりました。 投稿したのは、男性が勤めている会社の当時上司だったという楽祐さん(@Raku_Bun0815)。楽祐さんによると、同じ職場で男性社員の直属の上司だったとか。ある日、男性社員は初めて有休を使って友人と東京へ遊びに行った際、お土産を職場に買ってきてくれたといいます。
「ありがとうありがとう美味しいねって皆んなで頂いた」
「こんなことにお金使うな、と言いそうになったが、彼は『有休で遊びに出かけること』『お土産を会社の人に買うこと』がしたかったのだろう、とても嬉しそうだったから。 ありがとうありがとう美味しいねって皆んなで頂いた。 彼のことは定期的に思い出す。まだヤングケアラーなんて言葉のなかった頃。」 今は転職して、楽祐さんは男性社員のいた職場を離れてしまいましたが、時々、お土産を買ってきた彼のことを思い出すそうです。 投稿には、男性社員の境遇や心遣いに感激する人たちなどからたくさんのコメントが寄せられています。 「何て素晴らしい子なんだ。元気でやっているといいね」 「彼の将来が幸多きものでありますように」 「え、涙出ました 本人も心が優しいし、そのまま受け取ってくれたあなたも素敵!」 「ヤングケアラーとしての大変な経験を乗り越えたこと、本当に素晴らしいですね!彼の成長を感じられる瞬間があったこと、嬉しいです」 「ジワっときました。うちの甥もヤングケアラーだったので、重なりました。みんな幸せになってほしいです」 男性社員からお土産を受け取った時のことやヤングケアラーについて、楽祐さんに聞きました。