日本ハム やり投げ・北口榛花の招へい検討 春季Ｃ臨時コーチ 競技こだわらず メンタル面でも指導仰ぐ
日本ハムが春季キャンプで、パリ五輪女子やり投げ金メダリストの北口榛花（２６）＝ＪＡＬ＝の臨時コーチ招聘（しょうへい）の検討に入ったことが３日、分かった。球団幹部は「北口さんだといいんだけどね。忙しいだろうね」とオファーの準備段階にあることを明かした。 【写真】ドレスアップした北口榛花 隣のアスリートと比べるとサイズ感が違いすぎ（笑） 競技にこだわらず、指導を仰ぐのが日本ハム流だ。新庄監督は１年目の２２年春季キャンプで、多くの臨時コーチを招いた。赤星憲広氏、谷繁元信氏ら球界ＯＢはもちろん、他競技からもコーチを求めた。陸上十種競技元日本記録保持者の武井壮には走り方の指導。アテネ五輪ハンマー投げ金メダリストの室伏広治スポーツ庁長官には、体の使い方や、ウエートトレーニングについての講義を求めた。 やり投げと送球は、体の使い方や鍛え方など共通する部分もある。さらに大舞台で結果を残すメンタルの作り方など金メダリストから学べることは多い。旭川出身の北口は昨季、１０月１２日のロッテとのＣＳファーストＳ初戦で始球式に登場。ファイナル進出を後押しした“勝利の女神”に、今度は指導を仰ぐ考えだ。
