「ボーンボーン、爆発音と女性の悲鳴が…」 4人乗車の福祉車両が炎上 3人がやけど 100歳代と50代の女性2人を搬送
長野市で17日、車両火災がありました。出火当時4人が乗っていて、うち2人が救急搬送されました。 【画像】「ボーンボーンいう爆発音と悲鳴」介護施設の送迎車が全焼 重体の56歳職員が車いすの101歳女性を助けようと バンとみられる車から激しく炎があがっています。 水の入ったバケツを持ち、初期消火にあたった住民たちの姿が見られます。 長野市大豆島の大豆島東団地で午後4時ごろ、介護施設の送迎車とみられるワンボックスカーから出火しました。 警察や消防によりますと、出火当時、50代の女性職員が車を運転し、他に高齢者など3人が乗っていました。全員が車外に避難しましたが、女性職員と100歳代の女性、80代の男性の3人がやけどを負いました。このうち、女性職員は背中や頭、顔などにやけどを負い、100歳代の女性は右半身にやけどを負って救急搬送されたということです。搬送時、2人はいずれも意識があったということです。
通報した男性: 「ボーンボーンという爆発音と女性の悲鳴が聞こえた。気づいたときは車が火に包まれ何もできなかった。搬送された女性2人は火が服に燃え移っていた」 車両は、消防車9台が出動して消火にあたり、約30分後に鎮火しました。 警察や消防が、当時の状況や出火原因などを調べています。
長野放送