海で起きる事故や事件を防ごうと唐津海上保安部や警察など5つの機関が特別警戒をはじめました。 特別警戒は人の往来や物流が活発になる年末年始に合わせて海の事故や、テロ・密輸などの犯罪を防ごうと唐津海上保安部が毎年おこなっているものです。 10日は唐津海上保安部のほか警察や消防など5つの機関から30人が集まり、それぞれパトロールに出発しました。 また、海保や九州運輸局の職員が旅客船の整備状況やライフジャケットなどの設備が適切に備えられているか確認をしていました。 【唐津海上保安部 前田雅人部長】 「特に有人移動が多くてですね、海上タクシーが活発に動いている。唐津でいうと、原発があるということでそういったところのテロ警戒もしっかりやっていきたい」 唐津海上保安部の管内では去年1年間に船舶21隻が事故に遭い、16人が亡くなったりけがをしたりしており、海の年末年始特別警戒は1月10日まで行われます。