【浜名湖ボート・ＧⅠ浜名湖賞】丸野一樹 ＧⅠ連続ＶでＧＰ圏浮上「Ｆ切っていい意味で流れ変わった」
ボートレース浜名湖のG1「浜名湖賞 開設71周年記念 静岡県知事杯争奪戦」（優勝賞金1200万円）は8日、優勝戦が行われ、イン先マイした1号艇の丸野一樹（33＝滋賀）が、まくり差しで迫る深谷知博を制してV。通算27回目、G18回目の優勝を飾るとともに、賞金ランクを17位まで上げ、SG「グランプリ」出場を射程圏にとらえた。 ピット離れ抜群の安河内将からインを死守し、1Mは深谷のまくり差しをギリギリこらえての勝利。ワンミスも許されない過酷な戦いを「このレースを勝たないとグランプリには行けない、と自分にプレッシャーをかけて」完璧なレースをやってのけた。 11月のSG「チャレンジカップ」はF休みで不出場となるが、5節前の蒲郡でFを切った後は三国G2モーターボート大賞V→びわこ周年・優出6着→徳山G171周年V→浜名湖G171周年Vと破竹の快進撃。勢いに乗る男は「蒲郡でFを切って〝F休みまでどう走るか〟と考え、いい意味で流れが変わった」と冷静な頭で熱いハートをコントロール。プレッシャーさえ力に変えて「グランプリ」へひた走る。
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