ダラス連銀総裁、追加利下げ必要も慎重なペースで進める必要がある
(ブルームバーグ): 米ダラス連銀のローガン総裁は、追加利下げの必要性は高いが、金融政策がどの程度景気抑制的であるかについては不確実さがあるとして、政策当局者はペースを落として進める必要があるとの考えを示した。
ローガン氏は13日、カンザスシティーおよびダラス連銀が主催した会合での講演で「現時点でわれわれは慎重に進めるべきだと考えている」と述べた。発言内容は事前原稿に基づく。
同氏は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を有していないが、これまでの利下げについて支持を表明している。その上で以前からペース減速が必要だと指摘してきた。
ローガン氏は「終着点に達するまでFOMCはさらに利下げを必要とする可能性が高いだろう」と述べ、「しかし利下げの回数やペースを見極めるのは難しい」と続けた。
原題:Fed’s Logan Calls for Cautious Cutting Pace Amid Uncertainties
(抜粋)
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Catarina Saraiva