もう「水きりカゴ」は使わない。極狭キッチンを使いやすくする2つの工夫
キッチンが狭くて使いづらい…そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。元小学校家庭科教諭で、家事に関する著作もあるブロガー・よしママさんは、水きりカゴを手放したことで劇的に使いやすくなったそうです。今回はよしママさんが実践する、キッチンを快適化する2つの工夫をご紹介します。 【写真】縦で使うようになったまな板
極狭キッチンを“快適”に使う2つのコツ
わが家は4人家族で小さな社宅に住んでいます。キッチンは約2畳ととても狭く、賃貸なのでリフォームなどできません。本当に狭いキッチン空間なので、工夫に工夫を重ねて生活しています。 とくに狭いのが、キッチンの作業スペース。シンクとガスコンロの間にまな板1つ分ほどの幅のスペースがあるだけなので、水きりカゴは邪魔になって10年以上前に手放しています。 10年水きりカゴなしで生活して今は最終形態。半年くらい維持しています。とても快適なので、今回はわが家のキッチンを紹介します。キッチンが狭く水きりカゴを手放したいけれど、皿の水きりをしたいと悩んでいる方の参考になると幸いです。
1:まな板はシンクに渡して作業領域を確保
わが家のコンロ横の作業スペースは、まな板を横向きに置くとほかの作業が一切できなくなります。そのため、まな板はシンクに対して縦で使うようにしました。 作業スペースを残すためにシンクの上で作業できるようにシンクの上を渡す形に置きました。まな板を縦に使うため、シンクにピッタリサイズを選ぶことでスライドできるようになります。 じつは、メジャーでしっかりと幅を測り、店頭やネットでピッタリのものを探すのにいちばん労力がかかりました。 まな板も薄いものではなく、昔ながらの厚めのしっかりしたものがおすすめ。たわむことなく、安心してカボチャなど硬い野菜もカットできます(作業の際は手元に気をつけてくださいね)。 今では、まるで備えつけのもののようでお気に入り。縦になったことで、幅は少し狭いけれど奥行きがあるので、カットした食材は奥へ移動して使います。野菜を水洗いするときなどは水道下の真下へスライドしたり、まな板を洗うときも持ち上げずにすすぐことができます。 まな板を使ったあとは、まな板自体重たく、立てかけるスペースもないので、斜めに少し持ち上げて乾かしています。