ニューヨーク市に干ばつ警報 マンハッタン島北部では野火
ニューヨーク、ニューヨーク州、11月20日 (AP) ― ニューヨークのマンハッタンで11月19日午後、野火が発生したが、消防が消し止めた。 野火はマンハッタン島北部のハーレムとワシントン・ハイツのハドソン川沿いを走る高速道路沿いに燃え広がり、煙が辺り一面を覆った。 ニューヨークでは11月1日から14日までに、271件の野火に対応するなど、NYFD史上最悪の2週間となった。 このため市消防当局は17日、NYFD始まって以来の初の野火対策本部を設置し、市の5つの行政区全域で歴史的に増加している野火に対応すると発表した。 数カ月間ほとんど雨らしい雨が降らなかったため、ニューヨーク市は18日、22年ぶりに干ばつ警報を発令した。 同じ日、ニューヨーク州知事は、州全体に干ばつ注意報を発令し、15の郡に出されていた干ばつ注意報を警報に引き上げ、可能な限り水を節約するよう住民に求めた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)