高校ラグビー“花園1勝対決”制した近大和歌山 6度目の正直に田中監督「チームを動かしてくれた」
「全国高校ラグビー・1回戦、近大和歌山29-7坂出第一」(28日、花園ラグビー場) 近大和歌山が“花園1勝対決”を制した。6度目の花園出場で念願の初戦突破。前半の勢いをそのままに22点差で勝ちきった。 田中大仁監督(41)は「止まってたチームを動かしてくれた」と部員を称賛。「今までずっと負け続けてたので、特別なものがある」とこれまでの道のりを振り返り感慨にふけった。 3年生は3人のみのチーム。田中珂偉主将は「1、2年生の力がなかったら(勝利は)できなかったんで。部員25人全員でつかめた結果かなと思います」と喜んだ。 次戦は30日に倉敷と対戦する。