豊かな自然を体感 串間市で県内初の取り組み保育園留学始まる
テレビ宮崎
若者の市外への流出で少子化が進む串間市で、移住者などを増やそうという取り組みです。 県内初めてとなる保育園留学が始まりました。 串間市のさくらさくら認定こども園で、2週間、保育園留学を体験するのは北海道函館市から来た5歳と1歳の姉妹です。 家族4人で訪れていて、ゲストハウスに宿泊し両親はテレワークをしながらサーフィンなどを体験します。 この保育園留学は都市部の子どもたちが串間の自然豊かな環境で保育を1~2週間体験できるプログラムで、串間市が人口減少対策として今年度から始めた事業です。 (串間市福祉事務所 こども家庭センター 門川祥子センター長) 「串間市には大学や専門学校等が無いことから若者の都会への流出が進んでいます」 「この事業を通して交流人口が増え串間市に移住してくださる方がたくさん増える事を望んでいます」 早速、1歳の園児はみんなと田園風景が広がる園の周辺に散歩に出かけました。 「ほら見て柿柿だよ 柿いっぱいなっているね」 「おいしそうね」 5歳の園児はペダルの無い2輪車を体験、最初は上手く乗れませんでしたがすぐに上達、楽しんでいました。 (留学生の5歳の女の子) 「ストライダーが面白い」 「いろんなやった事ないことをやってみたい」 (保護者) 「すごい自然がいっぱいで空気もおいしいですしなにより暖かいです」 「(子どもたちには)住んでる所でも気候や文化食べ物が違ったりというのを感じて欲しいなと思います」 串間市では今年度、あと3組の保育園留学が決まっていて、保護者に串間の魅力を見つけてほしいとしています。
テレビ宮崎