ベントレー史上2番目の営業利益を達成! 販売台数ではなく顧客価値に重きを置くブランド戦略へ加速しています
新製品の発表?
全世界的にみてベンテイガの販売は44%を占め、コンチネンタルGT(31%)、フライングスパー(25%)がそれに続く。前述のエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOによると、2024年下半期には重要な製品発表イベントが控えているという。 ベントレーはこれまでもラグジュアリークーペやSUVの市場を開拓してきた。新型モデルでもきっと新しいベントレーの歩むべき道を見せてくれることだろう。 AMWノミカタ ベントレーの業績が発表された。昨年度に比べ販売台数も売上高も、営業利益も落としているが、CEOのコメントからは不安な要素が感じられない。これが本当に自信の表れなのか、強がりなのか知る由もないが、少なくとも台数ではなく顧客価値に重点を移すと公言したことは意味があると思う。ベントレーのカスタマーが共感する大きな価値は、「ビスポーク」、「クラフツマンシップ」そして「希少性」だろう。「最近ベントレーよく見かけますね」という声はブランドにとってもカスタマーにとっても決して褒め言葉ではなく、きっと「素敵なベントレーを見ましたよ」という声こそラグジュアリーブランドであるためには求めなければいけないのだろう。