日曜19時のバラエティー戦争 民放各局が勝負を賭ける理由とは?
フジテレビの「フルタチさん」継続のドタバタ
この日テレの成功に続けとばかりに、各局はファミリー層を意識したバラエティー番組で日曜19時に勝負を賭けるのだが、なかなか上手くいかないのが実情だ。 中でも、報道ステーション降板後、初のレギュラー番組で意欲を見せていたフリーアナウンサー・古舘伊知郎氏の『フルタチさん』は、昨年11月のスタートから低迷が続いている。 「あまりの視聴率の低さに一時は打ち切りもささやかれていましたが、フジテレビは三顧の礼をもって迎え、最低でも1年は続けるという約束もあったため、継続が決まりました。古舘さん本人が企画に口をうるさく突っ込んでくるため、やりづらさを感じているスタッフもいるそうです。イエスマンばかりでなく、自分の事務所のブレーン以外にも耳を傾け、うまく取り込んでいかないと、この先も苦しいでしょう」(放送作家) 12年ぶりにバラエティーに本格復帰を果たした古舘氏だが、今後日曜ゴールデンタイムという“闘いのワンダーランド”を制することはできるのか? (文責/JAPAN芸能カルチャー研究所)