出光興産、ENEOS、トヨタ自動車、三菱重工業がカーボンニュートラル燃料の導入へ向けた検討を開始
出光興産とENEOS、トヨタ自動車、三菱重工業は2024年5月27日、自動車の脱炭素化に貢献するとされるカーボンニュートラル燃料の導入・普及へ向けた検討を開始すると発表した。 【写真】6人乗りのプレミアムMPV レクサスLM500h“バージョンL”の詳しい姿はこちら(85枚) カーボンニュートラル燃料とは、製品のライフサイクル全体において二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えられる燃料のこと。水素とCO2を原料とする合成燃料(e-fuel)や、光合成でCO2を吸収する植物などを原料としたバイオ燃料などが挙げられる。特に液体の燃料は、エネルギーを“ためる”“運ぶ”の2点において優位性があり、輸送可能なエネルギー源として適しているという。 4社は今後、日本の自動車市場におけるカーボンニュートラル燃料の導入シナリオやロードマップ、市場導入に必要となりうる諸制度について、議論・検討を実施。また日本におけるエネルギーセキュリティーなどの観点から、製造の実現可能性を調査するという。 (webCG)
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