FWモラタ、対レアル・マドリード戦は7得点目! キャリアにおいて最も“得意”とするチームに
ミランのFWアルバロ・モラタが、5日のレアル・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。 レアル・マドリードから始めたプロキャリアに、ユヴェントス、チェルシー、アトレティコ・マドリード、そして今夏にミランを加えたアルバロ・モラタ。すぐさまセンターフォワードのレギュラーを確保した同選手は、5日に行われたチャンピオンズリーグ第4節レアル・マドリード戦にもスタメン出場。すると、1-1で迎えた39分に、左WGラファエル・レオンのシュートのこぼれ球を押し込んで、勝ち越し点を決めた。最終的に70分までプレーし、3-1の勝利に大きく貢献している。 試合後、モラタは「まずはここで、DANAの被害を受けた人々とその家族、そして支援活動に従事するすべての人々にハグを送る。同胞たちの救助活動にとても胸が熱くなった。彼らと一緒にいられたらと思うよ。僕はスペイン人であることを誇りたい」としつつ、「友人たちに捧げる。最も大切なことは、バレンシアだ。母国がこのような状況ではフットボールを楽しむことができない。状況が改善することを願っている」と“国内最大クラスの水害”に対するコメントを口にした。 また試合については、チーム全員で掴んだ勝利と強調。ロッソネロの勇戦を“百獣の王”に喩えたモラタは「彼らは素晴らしいチームだから、僕たちは自分自身を犠牲にし、走り、全員で団結する必要があった。自分たちの真価を知ることができたし、ピッチに11人のライオンが揃えば、レアル・マドリードでさえも、僕たちを倒すのは難しいということを証明したんだ」と振り返っている。 かつて、「ベルナベウに骨を埋める」と語っていたモラタだったが、同試合でのゴールにより、対レアル・マドリードとの公式戦13試合で7得点目に。皮肉なことに、同選手のキャリアにおいて、最も得意とする対戦相手となっている他、チャンピオンズリーグに限定すれば、“エル・ブランコ”に対して最もゴールを決めているスペイン人選手でもあるようだ。
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