史上初の最終予選3連勝発進、森保監督「次の戦いに向けての勝利の保証にはならない」気を引き締める【W杯アジア最終予選】
◇10日 サッカーW杯アジア最終予選C組 サウジアラビア0―2日本(ジッダ) 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング16位の日本は同56位のサウジアラビアに2―0で快勝した。日本は開幕3連勝を飾り、勝ち点9でC組首位を守った。 過去3戦全敗だった敵地のサウジアラビア戦で初勝利を挙げ、最終予選の3連勝発進は初。森保一監督(56)は「非常に厳しく、難しい戦いだったが、選手たちはタフな戦いであることを覚悟してくれて、いい準備をして、粘り強く、今回も戦い抜くことをやってくれた結果」と指摘。選手たちの成長をたたえつつも、「われわれにとって良い勝利で、みんなで喜びたいと思うが、次の戦いに向けての勝利の保証にはならない。また最善の準備をしていきたい」と気を引き締めた。 前半14分、右サイドのMF堂安律(フライブルク)が逆サイドへクロスを送り、MF三笘薫(ブライトン)が左足でゴール前に折り返した。MF守田英正(スポルティング)がヘディングでつなぎ、MF鎌田大地(クリスタルパレス)が左足で押し込んだ。 後半36分にはMF伊東純也(スタッド・ランス)の右CKをFW小川航基(NECナイメヘン)が頭でたたき込んだ。 C組1位の日本は15日、ホームの埼玉スタジアムで同2位のオーストラリア代表と対戦する。
中日スポーツ