40~50代、キメもハリも激減!「最近『肌の衰え』がヤバい」更年期世代にメリットいっぱいの栄養効果で、肌ツヤ復活!【ビタミンE】
40~50代になって、「肌のツヤがなくなってきた……」と悩んでいませんか? 日本の女性は一般的に50歳頃に閉経を迎えるといわれており、昨今の研究では閉経の平均年齢は52歳で、閉経前後の5年間は更年期と定義されます。 この時期はホルモンバランスの影響やストレスで、からだや心のさまざまな不調に悩む女性が多いようです。 今回は、血行をよくして肌のツヤを取り戻す栄養素について、薬剤師の山形 ゆかりさんに教えてもらいました。 【 表 】更年期におすすめな11種類の漢方薬
肌ツヤがなくなった……。「血行不良」かも
肌にツヤがなくなる原因はいくつかありますが、更年期の女性の場合は血行不良が関係してる可能性があります。 血行不良とは、体内の血液の流れが悪くなっている状態です。 血行不良になると栄養素が行きわたらなかったり老廃物の排出が滞ったりして、美容や健康にさまざまな悪影響を及ぼします。 1.血行不良の原因 40~50代女性の血行不良の主な原因は、ホルモンバランスの乱れやストレス、冷え、運動不足、水分不足、脂質・糖質の多い食事などです。 ホルモンバランスの乱れやストレスは、血管の拡張・収縮をコントロールする自律神経のバランスを崩し、血行不良を引き起こします。 また、筋肉はポンプのような働きで血液の流れを手助けしているため、冷えや運動不足で筋肉の動きが悪くなると血行不良につながります。 水分不足や過度の脂質・糖質の多い食事も、血液がドロドロになって流れにくくなり、血行が悪くなる原因のひとつです。 2.血行不良で起こる症状 血行不良で起こる美容面の不調には、顔色が悪くなる、クマが目立つ、肌が乾燥する、シミやニキビができやすくなる、顔がむくむなどがあります。 健康面での症状は、冷えの悪化、慢性的な肩こり・腰痛、眼精疲労などが挙げられます。 さらに血行不良が悪化すると、血管に血のかたまりがつまる血栓症のような重篤な病気を引き起こすことも。 血行をよくすることは、美容や健康のために非常に重要なのです。