海外で話題の「Trtlのトラベルピロー」。もう、これなしでは旅行できません
飛行機の中で時間をつぶすのは得意です。たとえ本当に狭い空間に押し込められても、気を紛らわせて過ごせます。本を読んだり、映画を観たり、考え事をしたり。機内で提供される、ありきたりで物足りない食事でさえも楽しむことも。 海外で話題の「Trtlのトラベルピロー」。もう、これなしでは旅行できません でも、ダメなことが1つあります。それは機内で眠ることです。ビジネスクラスのフラットシートを使える人たちだけが普段どおり過ごせるなんて、不公平だとつい思ってしまいます。 こればかりはどうしようもないと諦めていました。ところが、何百時間も機内で過ごして、やっと私にぴったりなものに出会えました。 それが、Trtlのトラベルピロー。試したところ、もうこれなしに長距離のフライトは無理だと思いました。
Trtlはひと味違うんです
ウトウトするだけでは、通常の睡眠時ほど体力を回復できません。 機内で仮眠できても、すぐに目が覚めてしまって、中途半端。また、私は口を開けていびきをかいてしまうので、たいていは20分くらいで目が覚めてしまいます。 たまの旅行であっても、ぐっすり眠れないと気分がよくないものですが、頻繁に国際線に乗るような場合には、旅行の何日かが無駄になってしまいかねません。 膨らませるタイプのU字型のトラベルピローには何度もがっかりさせられましたし、ピロー代わりと思いジャケットやスカーフを丸めたりと、数えられないほど試したことがあります。 そんなこともあり、はじめはTrtlのトラベルピローにも期待していませんでした。でも、その変わったデザインが気になって試してみようと思いました。
Trtlと一緒にフライトへ
Trtlピローを入手したのは、コペンハーゲンへ向かう8時間のフライト前。かさばることもなく、重さもほとんど感じません。 ただ、ちょっと形が変わっています。折り畳んだりできないので、どこに収納しようかと迷いました。バックパックのハンドルに巻き付けてもよかったのですが、ぶらぶらしてしまうのが気になります。 そこで、リュックに入れた収納ポーチのカーブに合わせるようにして収納することにしました。押し込めないと入りませんでしたが、なんとかファスナーを閉めることはできました。 これで準備完了。 エコノミーの窓側の席につき、味気ないメキシコ風の機内食を食べたのち、いよいよ眠る準備です。Trtlのネックサポートを取り出し、頭の横に押さえてから、柔らかく伸縮性のあるフリースのマフラー部分を首に巻き、端をマジックテープに止めました。かなり良い感じ。 夏だとフリースは少し暑いかもしれないと思いましたが、この冬の寒さにはぴったり。フリースの強度を確認してから、しっかり巻いて、目を閉じました。 何時間も(中断なく!)ぐっすり眠れただけではなく、フリースが顎の下のところでしっかりと留まっていましたので、口を開けていびきをかいてしまうという問題も解決。 途中一度だけ目が覚めてしまったのですが、それはノイズキャンセルイヤホンをつけていたので、閉所恐怖症が起こってしまったから。帰りのフライトでは外したので、食事と食事の間の5時間ずっと眠れました。 Trtlは快適で効果的。それに、この寝たふりをした自撮り写真をみていただければおわかりいただけるでしょうけど、クールに見えますよね。 ここまで魅力的になれなくても大丈夫。睡眠は見た目の問題ではないので。