【週末ごちそう鍋】ひと目見て「わあ、おいしそう」と声があがる5選
家族で、友だちでちょっと凝った味を楽しみたい!堤人美さんの「週末ごちそう鍋」
「ごちそう感のある鍋を作るには、まず主役になる贅沢食材を決めるのが第一歩。ひと目見て、わあっと場が盛り上がるような華やかな食材、例えばかたまり肉とか骨つきの肉、いつもよりグレードの高い牛肉、タラバガニなど。ほかの具材の種類はできるだけ減らして、味つけもシンプルにすると、主役の食材が引き立てられて、贅沢な味わいを堪能できます。ハーブ類や柑橘類をたっぷり使って薬味を兼ねた具材にしたり、にごり酒やブルーチーズなどで味や香りに変化をつけると、ふだんの鍋とは違うごちそう感が出せますね」 【写真】絶品!鍋料理レシピ集
クリーミーな味わいに体が温まる 牡蠣のブルーチーズ鍋
ブルーチーズの風味でメリハリをつけたシチューのような鍋。牡蠣は縮むので一番最後に。翌日はパスタにしても美味! ●材料(4人分) 牡蠣(大粒)…12粒 玉ねぎ…1個 カリフラワー…200g ホワイトマッシュルーム…6個 バター…大さじ3 薄力粉…大さじ3 水…500㎖ 牛乳…400㎖ ブルーチーズ…100g 塩…小さじ1/2 粗挽き黒こしょう…少々1 ●作り方 ❶牡蠣は塩少々(分量外)、片栗粉少々(材料外)をまぶし、水の中でふり洗いして汚れをとり、水気をふく。 ❷玉ねぎは薄切りにし、カリフラワーは小房に分けて1㎝幅に切る。マッシュルームはキッチンペーパーで汚れをふいて半分に切る。 ❸鍋にバターを溶かし、弱めの中火で玉ねぎとカリフラワーを1分ほど炒める。薄力粉をふり、全体になじませるように炒める。分量の水を加えて煮立て、牛乳を加えて2分ほど煮る。 ❹③にマッシュルーム、①を加え、さっと煮てブルーチーズをちぎり入れる。塩で味をととのえ、粗挽き黒こしょうをふる。バゲットなどを添えても。
にごり酒の芳醇な香りが立ちのぼる 骨つき鶏もも肉とにごり酒の鍋
たっぷりのにごり酒で鶏肉が軟らかくなり、お酒のうま味も凝縮される。香菜の香りと卵黄入りの濃厚なタレでどうぞ! ●材料(4人分) 骨つき鶏もも肉(鍋用のぶつ切り)…1.2㎏(4本分) 塩…小さじ1 にんにく(つぶす)…1片分 長ねぎの青い部分(つぶす)…1本分 白舞茸…2パック ディル…2パック 香菜…4株 A 水…800㎖ にごり酒…500㎖ にんにく…4片 しょうが(皮ごと薄切り)…1片分 卵黄…4個分 オイスターソース、豆板醤…各適量 ●作り方 ❶鶏肉に塩をすり込んで保存袋に入れ、にんにく、長ねぎの青い部分を加えてもみ、冷蔵庫に3時間ほどおく。 ❷白舞茸は小房に分け、ディルはザク切り、香菜は4㎝長さに切る。 ❸鍋に①を漬け汁ごと入れ、Aを加えて中火にかける。煮立ったらアクを除きながら、蓋をしないで中火のまま40~50分ほど煮る。途中、水分が減ってきたら、肉が水面から出ないように水適量を加える。 ❹白舞茸を加えて2分ほど煮て、ディルと香菜をのせる。卵黄、オイスターソース、豆板醤のタレでいただく。