「お母さんには内緒」10代の義娘に繰り返し性的暴行の罪 小学5年生の頃から家族がいない時を見計らって 男が法廷で語ったこと
※この記事には性被害に関する記述があります。ご注意ください 「お母さんには内緒。バレたら家庭が壊れる」 【写真を見る】「お母さんには内緒」10代の義娘に繰り返し性的暴行の罪 小学5年生の頃から家族がいない時を見計らって 男が法廷で語ったこと 「父が娘にやるのは多いことだ。○○(被害者)もやりたいんでしょ。嫌じゃないんでしょ」 被害者の10代の少女である義理の娘に被告が放ったとされる言葉。 淡々と告げる検察官の声が静まり返った法廷に響く。 2024年10月10日、義理の娘に繰り返し性的暴行を加えたとして監護者性交等の罪などに問われている男の裁判が山梨県の甲府地裁で行われた。 裁判はプライバシー保護のため、被告を含め、関係者の名前、住所などは秘匿のうちに進められた。 被告席に座った男は上下ともグレーのジャージ姿だった。 これから義理の娘に対する性的暴行の罪を審理する法廷は重い雰囲気が感じられたが、被告は落ち着いているように見えた。 その裁判で親という立場を利用した卑劣な犯行の実態が次々と明らかになった。 起訴事実は全部で3件。 1件目は今年、県外のホテルで義理の娘に性的暴行を加えたとする不同意性交等の罪 2件目は去年、公共施設の多目的室で義理の娘にわいせつ行為をし、その姿を撮影したとする性的姿態等撮影の罪 3件目はおととし、県外のホテルで自身の影響力に乗じて性的暴行を加えた監護者性交等の罪 起訴内容に対し、被告は…。 「間違いありません」 落ち着いた声で淡々と認めた。 【検察側冒頭陳述】 その後の冒頭陳述で検察が事件までの経緯を明らかにした。 被告が義理の娘である被害者と出会ったのは、今から約10年前。結婚した女性の連れ子で当時はまだ3歳だった。 その後、被告は被害者が5歳の時に被害者の実母である女性と結婚。 入籍後から事件が発覚するまで同居していて、生活費などは主に被告の収入で賄っていたという。 また被告人は被害者に対して幼少期から日常生活の指導や監督も行っていた。 そんな父親だった被告人は娘が小学2年生のころに自宅の風呂で、被告自身の体の一部を触らせるわいせつな行為に及んだ。 さらに行為がエスカレートしたのは娘が小学校5年生のころ。