妻子4人失った42歳の警察官、チャイルドシート見つけ涙止まらず…能登はあの日と同じ晴天だった
たった1年で気持ちに区切りがついたとは言えないが、「残りの人生、家族の分までやりたかったことをしてあげたい。毎日を無駄にせず生きていく」との思いが強くなっている。
1日、大間さんは「少しだけ、気持ちが楽になったかな」と現地を訪れた感想を話した。珠洲から金沢市の自宅に戻り、「今年はみんなで色んな所に行こうね」と家族の写真に話しかけた。はる香さんが好きだったカフェ巡り、子供たちが好きそうな映画の観賞、楽しみにしていた韓国旅行。みんながしたかったことを「一緒に」する1年にしたいと思っている。(金沢支局 石川泰平)