70年代ボーホー風ヘアトレンド「バタフライカット」が復活!
バタフライカットのもうひとつの特徴であるカーテンバングは、前髪を前面に残しながらも、よりクールでソフトな仕上がりになっている。デイジー・エドガー=ジョーンズやダコタ・ジョンソン(写真)のアイコニックな前髪を、スタイルの参考にしてみよう。 ゴンカルヴェス氏は、「今シーズン、バタフライカットはより洗練されたものに生まれ変わりました」「レイヤーは以前よりもソフトになり、髪質にもよりますが、前髪は頬骨やあごの長さまで伸びています」と説明する。
バタフライカットはなぜ今人気?
バタフライカットはTikTokでもトレンドのハッシュタグとなり、海外のヘアサロンではリクエストが殺到中。このスタイルに新たな魅力を加えているマーゴット・ロビーやサブリナ・カーペンター(写真)、ジェニファー・ロペス、スキ・ウォーターハウスといった著名セレブたちをも魅了している。
マットなメイクやスキニーブロウ(細めの眉)が復活したことからも明らかなように、ビューティトレンドは長年にわたって繰り返されている。そして、この爽やかなボヘミアンカットの復活も、ボーホーファッションが再び注目を浴びたことに直接関係している。 「クロエ」「ラバンヌ」「イザベル マラン」といったブランドのデザイナーたちが、ランウェイでフリルやタッセル、フリンジといった要素を披露したことで、新たな魅力を伴ってカムバックした。
バタフライカットのスタイリング方法は?
現代のバタフライカットは、スタイリングの幅広さが特徴。ゴンカルヴェス氏は「ソフトなカーテンバングを残して、アップやポニーテール、お団子にすれば、顔を美しくフレーミングでき、とても素敵に見えます」と話す。 このスタイルを真似したい人は、正確にカットすることが重要だそう。「前髪は鼻筋よりもかなり長めにカットし、頬骨やあごのラインに向かって広がるようにカットする必要があります。こうすることで、上手く仕上がるでしょう」と語る。
お手入れには時間をかけてもいいし、そうでなくても問題ない。「自然乾燥でもいいのですが、ホットカーラーやカールアイロンで質感や動きを出すと、ベストな仕上がりになります。または、ミディアムサイズのロールブラシを使って前髪を下に向けてブローし、サイドを後ろに流すだけでも簡単にスタイリングできます」とゴンカルヴェス氏。 ファッションのルールと同様に、ボーホー風のヘアスタイルをマスターするコツは、エフォートレスで気楽で、「レス・イズ・モア(少ないことは豊かなこと)」のアプローチを大切にすること。このトレンドのヘアスタイルを再現するために、シーソルトスプレーやソフトなボリューマイザーなどの製品を使うのもおすすめ。